私共の事務所を飾るお花の多くは庭の草木を生けています。
馬酔木（あせび）は2月下旬からが一年の中で一番美しい時です。
手間はかかる木ですが僕は気に入っていて本社の庭にも数種類の馬酔木を植えてもらっています。

元気がいいのでしょうか？ 生けてから2～3週間室内にいい空気が流れます。

生花は全くの素人で自己流ですが僕自身はとても満足していて、家では時々写真を見せて自慢しています。

その場の空気感を創るには生花は最適でいい働きをします。
家と庭、木と石などと同様にそれぞれが調和していい風景を創ります。
どちらが欠けても想い描く絵にはなりにくいと思います。
インテリアにおいても同じことで生花はある種リッチな置物にも負けない魅力があって優しく空間の質を高めてくれます。

2024年3月8日　竹田 成太