今回は建設中のアプローチ&物置小屋の収納の壁・天井・棚板などの材料出しをして木取りや貼る順番などを決める作業のお話です。
収納内部は杉材を多く使いますが、杉は色幅が大きいので木取りや貼る順番を決めるには結構手間がかかりますが、木取りや並べる順番によって貼り終えた後の景色が大きく変わるので頑張りどころです。
僕にとってはとても楽しい仕事の一幕です。
設計の段階では収納の内装や棚の納め方までは計画していないので、工事の段階で決めていきます。今回の収納は少し重たい物が入るのでH35mmの框を使った固定棚にする事にしました。
収納内部は湿気対策にもなるので無垢材を多く使いますが、今回の棚はピーラーと杉の赤柾を使います。
贅沢な材料ですが数年前に施工して残った端材の一部ですので問題無しです。
でも残材とはいえ良材なのでリッチな収納になると思います。仕上がりが楽しみです。
2023年10月6日 竹田 成太