今年の夏の暑さには参りました。
でもあと数日？なんとか無事に乗り切れそうです。

庭の樹々達も大変だったと思います。
毎日欠かさず水やりはしていますが葉焼けしたり、枝枯れしたり苦戦している様子です。

自動散水を終えて午後5時頃からは手やりです。
大きく成長した木は自分で水を求めていきますが、この暑さが毎日続いている状況では水やりは必要です。

僕の水やりの仕方は、まず葉の裏に十分水をかけていきます。
すると、すぐにボタボタと地面に水が落ちてくるので（水は幹にも廻ります）水が落ちた少し内側辺りにバケツ2～3杯分の水をまきます。
水が木の根に届いている感じがしますし、時間が経つのが早く感じて水やりの“疲れ”も違うように思えます。

そのように少し工夫しながら水やりをしていますと午後6時半には庭園灯がつきます。
薄暗い世界に散水で濡れた石畳み、結界の丹波石やアプローチの石段そして水浴びした樹々達にあかりが・・・ また、樹々の間からはスタンドのあかりに照らされた2つのゲストルームが見えます。
室内からは味わえない、建築空間です。

人を迎え入れる暖かい、優しいあかりがいい仕事をしています。
水やり最後の20分程は、あかりを楽しみながらの水やり・・・大変ですけど頑張れます。

2024年9月27日　竹田 成太