別荘の想い

少し前のお話になりますが、今年のお盆は前半仕事と家の行事でバタバタ、後半はモデルハウス和日の家で久し振りにゆっくりと過ごしました。

大元のアトリエは事務所部分が半分弱占めていますし、44年間ほぼ毎日出社しているのでどうしても仕事モードになりがちです。
モデルハウス和日の家は僕の老後をイメージして設計した “住まい” なので落ち着きます。

26坪の小さな家ですが、広がりと繋がりをひとつのテーマとして考えているので26坪とは思えない心地いい広がりを感じますし、自宅に居るよりもなによりくつろげます。
「くつろぐ事の大事さ」を教えてくれた建物でもあります。

ダイニングのテーブルからキッチンそして内玄関を通して、木の倉が見えます。
3間流れの建築的な繋がりが絵になっていて、その席がとても気に入っています。

他にも数ヶ所特に気に入っている場所があって、そこから見える空間をぼーっと眺めていたり、その建築を感じたり・・・楽しんでいます。
今年の1月には、モデルハウスの東隣りに木の倉と車庫が完成し、計4棟、創商の家が建っています。和日の家から中庭を通して別の棟が見え隠れしていて、その贅沢な環境もあって、より豊かに感じられます。

近くの別荘で過ごす非日常の暮らし、心身共にくつろげます。
また明日から頑張れます。

2024年9月13日 竹田 成太