リフォームの現場は新築の家と比べて現場での判断が多くなるのでなるべく立ち寄るようにしています。
また、多くのリフォームは施行範囲が少ないので日に日に仕上がりが見えてくるので現場に行くのが楽しみです。
増改築は創商の創るその年代のデザインや価値観がよく見えて住まいづくりの考え方や価値観を今一度見直す機会にもなり、大変有意義な教材になります。
家づくり、反省する時は度々ありますが、工事中のこの家を見ていても創業当時の住まいへの想いが形になりつつあると思います。
原尾島の家は今現在、木工事が40%程進んでいてお客様にも木工事の “仕上り” を楽しんでいただける状態です。
南面の2つの窓を広くなった寝室とのバランスを考えて横長のひとつの窓に、障子でデザインしました。
2階ホールや階段の天井を幅広の吉野杉で、床は無垢の桧材…etc. 本来の木造住宅の良さを感じていただければと思っています。
2024年3月1日 竹田 成太