床座は視線が低いので、空間が広く感じますし、より美しく見えます。
子供達も遊んだり、お絵書きをしたり、お昼寝が出来たりと使い勝手のいいプランです。
家具も座卓と置タタミで十分絵になり空間も広く使えます。
ただ床座リビングを計画するには設計の上で色々な工夫がいります。
窓の位置や形状、キッチンカウンターやダイニングテーブルとの高さや距離感…etc
全体的には目線が下に向くデザイン(和室の考え方)が必要です。
出来上がった床座リビングにゴロンと寝転がって、桧や杉の木理が美しい軒天や庇を通して
空を眺めるととても気持ちがいいです。
また、座して濡縁と庭の草花を見るのもやすらぎを感じるものです。
日本人の住まいの文化のひとつ “座”の生活を大切にしたいと思っております。
竹田 成太
H邸 『 内と外 2つのリビングを楽しむ家 』 の施工例はこちら >>